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あしあと

    町の鳥に「いかる」、町の花に「つばき」を制定

    • [公開日:2022年3月14日]
    • [更新日:2022年3月14日]
    • ID:783

    町の鳥に「いかる」、町の花に「つばき」を制定しました。

    斑鳩町では、町制70周年を記念して、町の花に「さざんか」に加えて「つばき」を制定するとともに、町の鳥に「いかる」を制定しました。

    いかる

       

    竜田公園の木にとまる「いかる」


    斑鳩の地名の由来といわれる鳥です。

    斑鳩町の地名の由来はさまざまな説がありますが、この地に「いかる」という鳥が群れをなしていたという説が有名です。また、法隆寺・東大門のそばに大きなケヤキの木があって、そこに「いかる」が住んでいたという伝説も残されています。

    さらに、聖徳太子が法隆寺を建てる土地を探しておられると、「いかる」の群れが集まって空に舞い上がり、ここが仏法興隆の地であると教えたためであるという伝説もあります。

    今も、秋から冬にかけて、斑鳩の里に飛んできています。

    つばき

      

    上宮遺跡公園の「おとめつばき」


    聖徳太子が西暦596年に伊予の温泉(道後温泉)に入ったとき、椿の木がおおいかさなって、美しかったと詠まれています。 同時に、聖徳太子は、「日月は上にあって、すべてのものを平等に照らして私事をしない」と詠まれています。太陽は万民に平等に与えられるものだという人間平等主義の思想は、古代ではありえないような新しい思想であったといわれています。

    また、古くから法隆寺で行われる「散華(さんげ)」と呼ばれる法要に椿が多く用いられており、今もその習慣が残っています。

    今後の取組み

    今後、「いかる」「つばき」を通して、住民のみなさんと協働で「ふるさとへの愛着」や「自然との共生」「地域の魅力の再発見」などについて考える機会づくりを進めていきます。

     

    ・「いかる」の観察・広報活動を支援します。
    ・「つばき」の植樹をすすめます。
    ・町の花・木・鳥を生かしたまちづくりをすすめます。

    斑鳩町の花・木・鳥

     さざんか(昭和50年2月1日)、つばき(平成29年6月21日)

     くろまつ(昭和50年2月1日)

     いかる(平成29年6月21日)