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あしあと

    文化財の概要

    • [公開日:2016年9月9日]
    • [更新日:2016年9月9日]
    • ID:40

    斑鳩町は、法隆寺や藤ノ木古墳に代表されるように歴史と文化の豊かなまちです。

    その歴史のはじまりは、JR法隆寺駅の北方における発掘調査において旧石器が採集されていることから、その歴史は後期旧石器時代にさかのぼります。そういった歴史を背景に、町内には文化財が多くあります。
    発掘調査などからは、縄文時代や弥生時代の斑鳩は比較的小さな集落が点在しているといった状況であったようですが、特に藤ノ木古墳に代表される古墳時代後期と呼ばれている6世紀後半頃から、聖徳太子が飛鳥地方から斑鳩へ移り住んだ飛鳥時代にかけては、斑鳩宮や岡本宮などの諸宮のほかに、斑鳩寺(若草伽藍跡)や中宮尼寺が建立されて、当時の宮都であった飛鳥地域と遜色のない文化の華がひらきました。その後、法起寺や法輪寺の建立の着手がありましたが、蘇我氏の襲撃による上宮王家の滅亡により、完成は見なかったようです。
    明治時代以降現在に至っても「法隆寺再建・非再建論争」の決着はしていないとの考えもありますが、斑鳩寺の焼失後と考えられる七世紀後半の世界最古の現存する木造建物群を有する法隆寺の建立により、中宮寺、法起寺、法輪寺と日本を代表する古代寺院の建設が本格的に再開し、白鳳期の仏教文化がひときわ輝きを放ちました。
    その後、奈良時代に斑鳩宮跡に夢殿で有名な法隆寺東院の建立をはじめ、特に法隆寺におきましては、現在に至るまで綿々と仏教文化を伝えられてきましたことから、「法隆寺地域の仏教建造物」として、国内初の世界文化遺産となっております。
    現在、町内に所在する文化財のうち、文化財としての学術上価値の高いものとしまして、指定を受けている文化財は、国宝41件、国指定重要文化財175件、国史跡6件、国登録有形文化財19件、県指定文化財7件、町指定文化財3件を数え、これらの他にもまだ多くの文化財が町内にはあります。

    お問い合わせ

    斑鳩町役場教育委員会事務局生涯学習課

    電話: 0745-74-1001(内線:222~224)

    ファックス: 0745-74-6784

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