発掘調査情報
埋蔵文化財
駒塚古墳の発掘調査(平成13年度)
駒塚古墳は国道25号線の南側に所在する前方部を南に向けた前方後円墳です。斑鳩町では平成12年度から駒塚古墳の発掘調査を実施しています。平成13年度は墳丘部分に9ヶ所の調査区を設けて調査を行いました。調査の結果、古墳の規模は全長49m以上、後円部の径約34m、高さ約5.5m、前方部の高さ約2m、くびれ部の幅(推定)約14.5mです。前方部、後円部共に2段に築かれていたことがわかり、斜面には葺石が葺かれていました。また、周濠の存在は確認されませんでした。出土遺物のうち古墳に伴うものでは埴輪や土師器などがあります。埴輪は非常に少ないことから墳頂部など一部だけに使用されていたと考えられます。土師器には二重口縁壷と呼ばれるおまつり用の壷があります。古墳の形態や出土遺物などから前期後半(4世紀後半)に造られた古墳である可能性が高まりました。駒塚古墳の調査は斑鳩町の古墳を考えるうえで貴重な結果をもたらしました。






