帯状疱疹ワクチン定期予防接種について
- [公開日:2025年4月11日]
- [更新日:2025年4月11日]
- ID:3044
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帯状疱疹ワクチン定期予防接種について
令和7年4月1日より高齢者の帯状疱疹ワクチンが定期接種になりました。
帯状疱疹は、50歳代から発症率が高くなり、80歳までに3人に1人が発症すると言われており、合併症の一つに、皮膚の症状が治った後にも痛みが残ることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹ワクチンは、帯状疱疹の全てを予防するものではありませんが、重症化防止などが期待できます。

対象者
接種時に斑鳩町に住民登録があり、(1)~(3)のいずれかにあてはまる人で、今までに帯状疱疹ワクチンの接種を完了していない人
(1)65歳になる人(昭和35年4月2日~昭和36年4月1日生まれの人)
(2)経過措置の人(これまで接種を受けていない人への接種機会を提供するため、70歳以上95歳以下で5歳刻みの節目の年齢の人および100歳の人に、令和7年度から令和11年度の5年間で実施します。)
※100歳以上の人については、令和7年度に限り全員対象となります。
70歳 | 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日生まれの人 |
75歳 | 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日生まれの人 |
80歳 | 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日生まれの人 |
85歳 | 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日生まれの人 |
90歳 | 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日生まれの人 |
95歳 | 昭和 5年4月2日~昭和 6年4月1日生まれの人 |
100歳 | 大正14年4月2日~大正15年4月1日生まれの人 |
101歳以上 | 大正14年4月1日生まれ以前の人 |
(3)60歳以上65歳未満の人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な人

帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹ワクチンは生ワクチン、組換え(不活化)ワクチンの2種類があります。各ワクチンは、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっていますが、いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。
生ワクチン 乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」 | 組換えワクチン シングリックス | |
---|---|---|
接種回数 | 1回 | 2回※1 |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果※2 | 接種後1年時点:6割程度 接種後5年時点:4割程度 接種後10年時点: ー | 接種後1年時点:9割以上 接種後5年時点:9割程度 接種後10年時点:7割程度 |
接種における注意 | 免疫不全状態、 薬剤治療等により免疫抑制状態 の方は生ワクチンを接種できません | ー |
※1 組換えワクチンは、2か月以上あけて2回目を接種します(標準的には2か月の間隔をおいて2回目を接種しますが、2か月を超えた場合であっても1回目の接種から6か月までに2回目を接種することが望ましいといわれています)。ただし、病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
※2 合併症の一つである、帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

副反応について
ワクチンを接種後に次のような副反応がみられることがあります。これらの症状の大部分は、接種後数日以内に回復します。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー(急性の強いアレルギー反応)、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。
主な副反応の発現割合 | 生ワクチン | 組換えワクチン |
---|---|---|
70%以上 | ー | 注射部位の痛み |
30%以上 | 注射部位の痛み | 注射部位の赤み、筋肉痛、疲労 |
10%以上 | 注射部位のかゆみ・熱感・腫れ・痛み・しこり | 頭痛、注射部位の腫れ、寒気、発熱、胃腸症状 |
1%以上 | 発疹、倦怠感 | 注射部位のかゆみ、倦怠感、その他の痛み |

助成回数および接種費用
生ワクチン | 組換えワクチン | |
---|---|---|
自己負担額 | 4,000円 | 10,000円 |
助成回数 | 1回 | 2回 |
接種を希望する場合、どちらかのワクチンを選択していただく必要があります。帯状疱疹ワクチンの交互接種(2種類の異なるワクチンを組み合わせて接種すること)はできません。
※2回とも助成を受けるためには、遅くとも1回目の接種を令和8年1月末までにすませ、令和8年3月31日までに2回の接種を受けていただく必要があります。

接種方法
・町内委託医療機関へ直接お申し込みください。(予診票は医療機関にあります。)
・町外の医療機関で接種を希望される人は、予診票等が必要となりますので接種前に保健センターで手続きをしてください。

町内実施医療機関
医療機関名 | 電話番号 | 医療機関名 | 電話番号 |
---|---|---|---|
斑鳩の里内科醫院 | 74-2630 | 坂本医院 | 75-2023 |
石崎整形外科・内科 | 75-5258 | なんのレディースクリニック | 75-5623 |
植嶋医院 | 75-2200 | 藤岡内科医院 | 74-6677 |
勝井整形外科 | 75-3855 | 前田クリニック | 75-5711 |
川本医院 | 75-3471 | まつきクリニック | 75-8002 |
KENレディースクリニック | 74-0008 | みずかみクリニック | 75-8525 |
帯状疱疹ワクチン予防接種の詳細については厚生労働省ホームページ(別ウインドウで開く)をご確認ください。
お問い合わせ
斑鳩町役場住民生活部健康対策課(保健センター)
電話: 0745-70-0001
ファックス: 0745-74-0903
電話番号のかけ間違いにご注意ください!