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あしあと

    斑鳩町の公共下水道

    • [公開日:2024年4月3日]
    • [更新日:2024年4月3日]
    • ID:69
    斑鳩町公共下水道マンホールのデザイン蓋

    斑鳩町の公共下水道マンホール

    公共下水道とは

    公共下水道は、浄化槽からの悪臭がなくなるなど、生活環境を良くし、高度処理によって赤潮の原因となるような物質も取り除いてきれいな水に浄化するので、豊かな自然環境を守ることができます。今後も、大和川や地球環境を守るために、必要な施設です。
    未来の子供たちにきれいな水環境を引き継ぐためには、公共下水道の整備を早く進め、みなさんに早く公共下水道に接続していただくことが大切です。公共下水道は、県の施設である奈良県流域下水道と、斑鳩町の施設である公共下水道、個人が工事して維持管理する排水設備に区分されます。

    公共下水道のしくみ

    公共下水道のしくみを表したイラスト

    奈良県流域下水道とは・・・

    奈良県流域下水道とは、各市町村が利用できるように奈良県が工事し、維持管理する施設です。
    大和郡山市にある流域下水道センター(処理場)・安堵町にあるポンプ場・下水道管・マンホールがあります。

    添付ファイル

    Adobe Acrobat Reader の入手
    PDFファイルの閲覧には Adobe Acrobat Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Acrobat Reader をダウンロード(無償)してください。

    公共下水道とは・・・

    公共下水道とは、斑鳩町が工事して維持管理する施設で、町道などの身近な道路に設置する
    管渠・マンホール・各敷地に設置する公共汚水ます等があります。

    排水設備とは・・・

    排水設備とは、主として建物の所有者が設置し、維持管理をしていただくものです。
    私たちが日常生活(台所、風呂、便所、洗面所、洗濯などで汚れた水)で使った汚水を、町が設置する公共汚水ますに接続して公共下水道に流すために必要な、宅内の排水管や、ます等をいいます。

    公共ますは、現在直径20cm、標準の深さ85cmで、公共下水道の整備工事とあわせて、建物所有者に公共ますの設置位置確認書による申請に基づいて、1宅地1箇所を基本として設置いたします。

    斑鳩町の公共ますのデザイン蓋

    町の公共ます

    斑鳩町公共下水道の整備計画と進ちょく

    斑鳩町では全体で906haの区域での公共下水道の整備を計画しており、そのうち386haの区域における整備事業が認可を受けています。この計画区域においては、令和6年度を整備完了目標年次として順次整備を進めています。なお、令和4年度末現在における供用・接続状況は次のとおりです。

    供用・接続状況一覧
    住基人口

    28,127人

    計画区域内人口

    28,087人

    供用面積

    269.31ha

    供用人口

    19,567人

    普及率

    69.5%

    供用件数

    6,980件

    接続件数

    4,824件

    接続人口14,583人
    水洗化率

    74.5%

    公共下水道をご利用いただける区域

    公共下水道を利用するには排水設備工事が必要です

    排水設備工事(公共下水道への接続工事)ができるのは、公共下水道工事が終わり、供用開始の公示(公共下水道の利用が開始される)がおこなわれた区域になります。排水設備工事は、斑鳩町排水設備工事店に直接依頼してください。

    排水設備工事の申し込みから使用開始までの流れ

    申し込みから使用開始までの流れを表したイラスト
    1. 排水設備工事の申込
       各家庭で指定工事店に工事を依頼してください。このとき、見積りをとり、十分検討したうえで指定工事店を決めましょう。
    2. 排水設備工事の申請
       依頼した指定工事店が、みなさんに代わって提出します。このときに加入負担金の納入をお願いします。
    3. 着工
       排水設備工事計画確認通知書が交付されると、指定工事店は、工事に着工します。
    4. 工事完了と検査
       工事完了後、指定工事店は町に完了届を提出し、町の職員の立会いのもと検査をおこないます。
    5. 使用開始の届出と使用
       指定工事店を通じて使用開始届出をお願いします。公共下水道の使用と同時に下水道使用料金をいただくことになります。

    排水設備指定工事店制度

    水洗トイレへの改造工事や、し尿浄化槽の廃止工事等の排水設備工事は、技術的に正しく行われないと管の詰まりや悪臭、漏水の原因となります。

    指定工事店の制度は、高齢者を狙った詐欺被害、悪質なセールスによる訪問販売やリフォーム工事、まぎらわしい点検清掃などのトラブルから住民のみなさんを守るための制度です。

    専門の技術(奈良県下水道排水設備責任技術者の試験に合格した専属の技術者を有する工事店)をあらかじめ登録することで安心して工事が依頼できます。

    斑鳩町排水設備指定工事店一覧(令和6年4月1日)

    Adobe Acrobat Reader の入手
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    斑鳩町排水設備指定工事店
    町内業者28社 町外業者85社 合計113社の登録があります。
    ※斑鳩町排水設備指定工事店一覧に無い工事店につきましては、毎年2月に新規登録を受付していますので、ご希望の工事店にご相談ください。
    指定工事店制度は、ほぼすべての自治体で採用されている制度です。

    斑鳩町排水設備指針

    斑鳩町では排水設備工事が適切に行われるよう指針を定めており、これ基づいて施工されます。詳しくはこちらでご確認ください。なお、斑鳩町の公共下水道は、便所・台所・風呂・洗面所等の生活排水(汚水)と雨水を分けて汚水のみを浄化センターで処理する分流式を採用しています。

    公共下水道がご利用いただける区域は、水洗化への改造義務が生じます

    • くみとり便所をご利用されている場合
       3年以内に水洗便所への改造を行い公共下水道に接続してください。(下水道法第11条の3)
    • 浄化槽をご利用されている場合
       遅滞なく公共下水道に接続ください。(下水道法第10条第1項)
    • 家を新築もしくは改造する場合
       かならず公共下水道に接続してください。(建築基準法第31条)

    接続にかかる費用

    費用の目安一覧
    現在の排水設備の状況費用の目安
    くみとり便所、
    または簡易水洗トイレ
    50万円程度 + トイレの改造費用
    トイレを水洗トイレに改造、便槽の廃止、水道管の配管替え、排水管の改造工事等
    合併浄化槽に
    接続されている水洗トイレ
    20万円から40万円程度
    浄化槽の廃止と公共ますへの接続替え等
    単独浄化槽に
    接続されている水洗トイレ
    30万円から50万円程度
    浄化槽の廃止、公共汚水ますへの接続替えと、トイレ以外の汚水をまとめる配管工事等

    ※排水設備工事にかかる費用は、敷地の大きさや既存の配管状況、浄化槽の種類によって異なりますので、排水設備指定工事店に見積りを依頼し、何社かで見積り合わせを行い、十分に検討したうえで工事店を決めてください。

    加入負担金

    加入負担金は、10万円/戸です。
    公共下水道は不特定多数の人が利用できる道路や公園とは違い、整備された地区の方だけが利用できる施設です。
    また、下水道整備には長い年月と多額の費用を要するため、建設費用を公費だけで負担することは、公共下水道を利用できない地域の方と不公平を生じることになります。
    そこで、建設費用の一部を公共下水道を利用される方(受益者)に負担していただくのが加入負担金制度です。
    なお、加入負担金は公共下水道への接続工事をされる際に、一度だけご負担いただくものです。

    下水道の建設費用のフローチャート

    加入負担金の算定基礎につきましては、「みんなでつくる斑鳩町の下水道」4.接続にかかる費用負担と資金制度(PDF)についてをご参照ください。

    下水道使用料

    公共下水道を使用するには、下水道使用料が必要となります。
    公共下水道の使用料は、上水道の使用水量によって計算され、公共下水道施設の維持管理や、浄化センターでの処理費用等にあてられます。

    使用料一覧
    区分上水道の使用量が月当り
    300立方メートルまで
    (一般排水)
    上水道の使用量が月当り
    300立方メートルを超え
    750立方メートル以下
    (中間排水)
    上水道の使用量が月当り
    750立方メートルを超える分
    (特別排水)
    下水道使用料
    円/立法メートル
    120円152円180円

    ※下水道使用料には、消費税相当額が別途加算されます。
    ※特定排水(751立方メートル以上)で汚水を排除される場合にあっては水質区分に応じて水質使用料が加算されます。

    排水設備改造資金融資あっせんおよび利子補給制度

    排水設備改造工事や加入負担金に対する一時的な負担を軽減するため、排水設備改造資金融資あっせんおよび利子補給制度を設け、融資のあっせんと利子の補給を行います。

    • 融資あっせん額
       融資限度額60万円
       (加入負担金の10万円を含めて借りられます)
    • 償還方法
       融資を受けた日の翌月から60か月以内で元利均等月賦償還
    • 利子補給
       融資あっせん資金の完済後に利子相当分を補給いたします。

    融資あっせんの条件

    1. 処理区域内における家屋の所有者または、その所有者の同意を得た使用者で、改造工事を行おうとする者。
    2. 町内に住所を有し、町税を滞納していないこと。
    3. 融資を受けた改造資金の償還について支払能力を有すること
    4. 取扱金融機関の融資要件を有すること。

    ※金融機関の申込時と契約時の2回、連帯保証人の同席が必要となります。

    斑鳩町浄化槽雨水貯留施設転用補助金

    斑鳩町公共下水道の供用開始から2年以内の区域の方を対象として、公共下水道へ接続するため、不用になった浄化槽に雨水を貯めて、庭の散水などに利用する場合に必要な改造費用に対して、補助金を交付します。

    • 目的
       浄化槽の再利用、水資源の有効利用
    • 補助対象
       公共下水道の供用開始区域内で公共下水道を利用するためで、公共下水道を利用するため不要になった浄化槽を雨水貯留施設に改造される方(供用開始後2年以内)
    • 補助金の額
       改造工事に要した費用の3分の2(補助金の上限は10万円)

    詳しくは斑鳩町浄化槽雨水貯留施設転用補助金交付要綱を町例規集から参照してください。

    町例規集検索ページ

    正しく使いましょう大切な下水道

    公共下水道は何でも流せる”というものではありません!

    下水道は生活環境を良くするための公共の財産です。下水道を利用する一人ひとりがルールを守って、大切に使用してださい。

    台所のゴミや油を流さないでください。

    野菜クズ、油等は排水管を詰まらす原因になります。

    有機リンを含む洗剤は、使用しないでください。

    処理場で完全に排除できませんので、河川の水質を悪化させます。

    トイレには溶ける紙以外は、流さないでください。

    新聞紙や紙おむつなど水に溶けない紙を使用すると排水管がつまりますので、絶対流さないでください。

    まず、排水管の点検・清掃をお願いします。

    ますや排水管に汚泥が沈殿・付着し流れが悪くなるほか植木の根で破損することがあります。年1回は点検・清掃をしてください。

    ディスポーザーの使用についてご注意ください。

    台所から出る生ごみを細かく砕き、排水とともに下水道へ流す装置(ディスポーザー)は、処理槽を設けた装置以外は使用できません。ご注意ください。

    斑鳩町広報(下水道記事記載分バックナンバー)

    下水道関係例規・様式

    斑鳩町の下水道関係例規は、下記の例規集検索システムより閲覧できます。また、各種申請書の様式は、この例規集の中の「斑鳩町下水道条例施行規則」のページから、ワード形式でダウンロードすることができます。

    下水道関係例規一覧

    • 斑鳩町下水道条例
    • 斑鳩町下水道条例施行規則(各種申請様式ダウンロードはこちらから)
    • 斑鳩町下水道使用料の徴収事務等の委任に関する要綱
    • 斑鳩町排水設備指定工事店等に関する規則
    • 斑鳩町公共下水道加入負担金に関する条例
    • 私道における公共下水道敷設に関する取扱要綱
    • 斑鳩町浄化漕雨水貯留施設転用補助金交付要綱
    • 斑鳩町排水設備改造資金融資あっせんおよび利子補給に関する条例

    町例規集検索